時のすぎゆくままに

俗称:障がい者夫婦。上手くやれるわけないと否定された世の中を、なんとか、かんとか生きています。

「この先の覚悟はできている」宣言

というわけで。

この先の覚悟は出来ました。

 

妻が「乖離」を起こし始めたので。

今日、病院の待合室で。

 

妻の病状が、どう動くかは判りません。

まだ徘徊しなかっただけ、マシです。

前回は「あなたは誰ですか?」だったからね。

 

乖離の序章は「言葉が出にくい。喋りにくい。」から始まります。

ここで症状が長い間止まる場合と、止まらない場合があります。

乖離の終着地は、人によって違います。

そのまま「認知症」に突入する人もいます。回復する人もいます。

 

私は私で、脳のDATスキャン検査の通知が来ました。

簡単に言えば「ドーパミンの分泌量を診る検査」です。

脳が萎縮していれば、ドーパミンの分泌量は減るし、記憶量は低下します。

今年の夏に脱水症状で倒れた時に、その話しは出てました。

ごり押しで断ったんだけど。苦笑

 

なんとか・・妻と二人で来年の春も笑っていたい。

入院はお互いにしたくないのです。

 

妻の「次に引っ越したい土地」は決まっているそうで。

 

ポツンと一軒家。苦笑

 

「農道のポルシェ スバル サンバー」でも買うか。苦笑

集落存続のために「移住者募集」なんて、たくさんあるからね。

老後を考えるには、まだ早い。その一方で「私たち夫婦」をどうするか?の話しがある。

 

「医療支援」「ヘルパーサービス」等々、いろんな話がある。あった。

一定以上の収入があれば、支援やサービスを受けるにあたって上限がある。

いいんだか。わるいんだか。。

 

「考えさせてください」と何度も言ってきたけど、国とか自治体が待てないらしい。

医療福祉や介護は、これから先、受けられなくなる可能性がある。

「だから、今のうちに受けてください」が本当の理由でしょう。

 

我が家は、こんな事情。だけど我が家の大家さんは、ここ数か月で激やせ。

息子さんが付き添っている姿をお盆以降に何度か見た。

大家さんは、この家に私たち夫婦が入居してから、1年後くらいに、ご主人を亡くした。

 

「身内でお葬式は済ませたのよ。」

でも回覧板には訃報として載っていた。

 

春と秋の2回。それも毎年。大家さんは、ご主人のお墓参りに行っている。

「お花も高くなったわねぇ。」

それが、ヒントだった。

 

大家さんの息子さんは、奥さんがいる。

息子さん夫婦には、子供がいる。大家さんにとっては、お孫さん。

そのお孫さんが、週に何回か帰ってきている。

お孫さんの車は、横浜ナンバーだった。

 

「孫が車買ったのよぉ。あんな大きい車で何するのかしら。。」

と大家さんは言ってたけど。

 

もうすぐ来るであろう冬が、通り過ぎるのが早いか。私たち夫婦の答えが早いか。

 

我慢比べじゃーいぃ。。。苦笑