時のすぎゆくままに

俗称:障がい者夫婦。上手くやれるわけないと否定された世の中を、なんとか、かんとか生きています。

模型店主の悩み

さて、本日早くも、ひといきの間です。

 

私は所用で出かけた際に、近隣の模型店に必ず立ち寄ります。

 

たまにお父さんが模型好きでお店をつくって、息子さんが跡を継いだお店とか。

私の場合は、鉄道模型・商用車・重機・・・と少し特殊です。

昭和(お父さん世代)からやっているお店は、宝の宝庫だったりします。

 

とあるお店での店主さんとの世間話にて。

 

『新製品が出たら予約がもらえるようになってきて、何とかやってるんだけどさ。』

あー、おもちゃブーム再来ですか。。。

『昔と比べたらぁ、売れ筋が変わってきてねぇ。。。』

まあ、私らの頃とだいぶ変わってきましたからねぇ。。。

『その・・・完成品とか塗装済み品とかは売れるんだけどさ。』

すぐ遊べますからねぇ。

『その・・・無塗装キットとか細々とした工具とか塗料が売れないんですわ。』

なんとなく・・・分かる気がします。。。

『300円とか500円とか、昔は握りしめてプラモ買いに行ったよねぇ。。。』

そうですねぇ。。。

『なんか違うなあ、って思ったら、プラ板で自作したりしたよねぇ。。。』

やりましたねぇ。。

『色がなかったら、混ぜて作ったりしたよねぇ。。。』

そうですねぇ。。市販品のカラーに一滴、二滴、違う色を混ぜたりしましたねぇ。

『納得できなかったら、また同じプラモ買ってさ。笑』

気が付いたら、同じプラモの箱だらけとか。笑

『そうそう。でもさ。。。』

はい。

『今の子供は、失敗するのが怖いんじゃないか?って思ってさぁ。。。』

はい。。。

『だから、完成品とか塗装済み品とかしか売れないんじゃないか・・・って思ってさ。』

そうですねぇ。。。

 

この会話で私と模型店の店主が同世代なのを確認した瞬間でした。苦笑

 

今の子供にはオリジナリティ(遊び心)が・・・あるんですかね。。。