時のすぎゆくままに

俗称:障がい者夫婦。上手くやれるわけないと否定された世の中を、なんとか、かんとか生きています。

発掘

今日も片づけたり整理したり洗濯したり。

ですが。

出てきました。想いで。

これは、妻と籍を入れる前、6月。

沖縄に行った記念に

買いました。

 

これは衣服の山から出てきました。

妻が大事にしてた『ひとつ』です。

 

2泊3日。

羽田前泊。

翌日、羽田から那覇

 

初日、波の上ビーチ。

 

綺麗だね。『綺麗だね。』

綺麗だけど、だれもいなーい。『誰もいなーい。』

寒いから帰ろうか。『帰ろうよ。』

 

そのあとは『雨』でした。

国際通りさまよったな・・・

結局ドン・キホーテしか見つからなくて。

 

翌日、首里城行きました。

こんな『赤』とも『朱』ともいえぬ色があったのか・・・

朽ちてない。

すごい。

 

沖縄そば、いただきました。妻と私には口に合いませんでした。

 

午後は『ぶくぶく珈琲』。

サイフォンがあって。

ほどよく苦くて。

ほどよく甘くて。

 

そこには、一冊のノートがありました。

 

『デートで来ました』

『初恋の相手と記念に来ました』

『また来たいです』

『一人で来たけど、こんな街もあるんだなー』

『戦争があった場所とは思えない心強さを感じました』

 

そこに妻と私の名を書いたと思います。

妻は、飛行機のイラスト。

私は・・・いろいろ書いたな・・・

 

このバスは型式はコレ。エンジンはコレ。元々は○○交通のバスがあります。

中には私がアルバイトしてた工場のものも、あります。

大事に使ってください。

 

こんな感じ・・だったかな。

たぶん2、3ページ書いたと思います。

 

3日目。羽田に戻る日。

飛行機は午後の便で、朝、私が向かったのは『那覇バスターミナル』。

バス会社は数社ありましたが、カラーリングが同じ。

どのバスも赤丸のプレートがバンパーについていました。

 

これ、見たことあるなあ・・・

 

あ、内地のタクシー会社のやつ。

最近会社がでかくなったやつ。

埼玉の会社と競争してたな。

ここも、やつらが狙っているのか。

そうなのか。

 

なんとなく違和感をおぼえながら、妻の待つホテルへ戻りました。

 

飛行機に乗り、

『結局、3日間、くもりか雨だったね。』

 

疲れ果て、羽田で後泊。

 

その3か月後。私は九州に戻り、親の戸籍から抜け、妻と籍を入れました。