エビフライ。
今は食べることが出来ますが。
物心ついた時には、『エビフライ』拒絶児童だったんですね(苦笑)。
なぜ、拒絶するほど嫌いになったのか。
今は分かりません。
でも、巨大に見えたんでしょうね。エビフライ。
何度も大号泣した記憶があります。
それを見かねた祖母が、エビフライを食べられるように・・・してくれたんです。
たかだか孫の『エビフライ嫌い』を克服させるために。
九州から特急だの新幹線だのを使い。
泊りがけの準備までして。
祖母には隠れた知り合いが多かったですから。
なんか大きなレストランに連れていかれ。
椅子に座っても、テーブルの高さが私の目線でしたから。
そこに『でっかいエビフライ』到着(笑)
そこに白い料理服を着た、おじさんらしき人が来て。
『いいか。坊主。これはなあ、最高にうまいヤツなんだぞ。』
と言った瞬間に巨大エビフライをバキッと、私の目の前で。
『坊主。食ってみろ。』
う、ぅまぃ・・・・
祖母が
『ほら、おいしいよねぇ・・・笑』
何事もなかったように、エビフライをペロリと平らげた私を見て、祖母は
『ありがとう、と、ごちそうさま、は?』と。
ありがとう(笑)
ごちそうさまぁー(笑)
この日から、エビフライ拒絶児童は更生したのです(苦笑)
なんだかんだ言っても、祖母が持つ人脈には親戚一同、誰も勝てなかったようです。