時の満ち引くままに

俗称:障がい者夫婦。上手くやれるわけないと否定された世の中を、なんとか、かんとか生きています。

ガラケーとスマホの話し

いろいろ複雑ですね。こんばんは、昭和ジジィです。苦笑

先日、お台場CX放映した

「私がつながりたいもの~スマホがないと生きられない時代」

についてですが。

 

テレビで具体化され、「最近のこと」と認識された方も多いと思います。

 

しかし、この問題は、携帯通信事業が始まった時からあることです。

アナログ通信方式(PDC)の時からあります。

元々、携帯電話は自動車電話を礎(いしずえ)とし、それを小型化したものです。

私が初めて携帯電話を契約したのはNTTドコモで、契約時に契約者から預託金を預かり、その上、機種代金を契約者が一括払いで負担する形でした。

契約時は総額20万円くらいの現金が必要だったと思います。

通信プランも今みたいに安くはなく、個人で所有するには、壁が高かったと思います。

当時は携帯電話からデータ通信のアナログ接続ができました。速さは9600bps。

当時は音声通信とデータ通信の判別がなく、通信速度も遅かったことから、固定回線のADSLが重宝されました。

しかし出先でデータ通信が必要になったこともあったわけで、そこから携帯電話料金の滞納が増え始めたと思います。

 

それに比べれば、今は、多くの人が携帯電話・スマートフォンを持ち、誰もが手軽に持てる時代になったと認識しております。

総務省の発表(令和2年版)によれば、携帯電話・スマートフォンなどの「移動体通信」の保有率(または所有率)は推定で96.1%、その中を細分化して、スマートフォン保有率(または所有率)は推定で83.4%です。

※「推定」の言葉を添えてあるのは、調査対象が全国民を対象にした調査を行っていないからです。

 

また、携帯電話(ガラケーガラホ)の保有率(または所有率)が、総務省発表の資料によれば、24.1%となっておりますが、上記の移動体通信の所有率」と「スマホ」・「携帯電話(ガラケーガラホ)の保有率(または所有率)」は調査対象数が違うため、このように数字の嚙み合わせが合わない結果になっています。

 

私が30代頃にコンビニなどで手軽に買える「プリペイド式携帯電話」がありました。

サービス開始の頃は、身分証明書の確認があいまいで、それが事件や犯罪に使われことが多くありましたので、サービスの縮小・廃止に至った次第です。

現在のスマートフォンも、同じような結末になるかも知れません。

「闇バイト」や「特殊詐欺」の件もあるので。

 

我が家の場合は、SIMカードの契約は通信事業者と結んでおりますが、「SIMフリー

が認められてからは、スマホ本体は自分で購入するようにしています。

※「SIMフリー」とはスマホとSIMの紐づけをなくしたものです。

 

「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」(2021年8月改正)により、2021年10月1日以降に 新たに「発売」される携帯電話端末について、正当な理由がない限り、SIMロックを設定せず販売することを義務付け。

※引用元 総務省

 

また、格安SIMの登場により通信料はかなり安くなりましたし、我が家は屋内Wi-Fi完備ですので、必要なデータは我が家のWi-Fi経由でダウンロードをして、外でデータ通信を使うのは、ナビ・LINEくらいです。

LINEは文字での通信と電話機能を備えていますし、スマホのカメラを使っての通信も出来ます。LINEの電話機能は「データ通信」として区分されます。

 

3G通信のガラケーについては

au:2022/3月末で廃止済み

ソフトバンク:2024年/1月末廃止予定

ワイモバイル:ソフトバンクに準ずる

NTTドコモ:2026年/3月末廃止予定

となっています。

 

我が家の周りでもガラケーユーザーの高齢者の方々がいますが、買い替えキャンペーンを利用するなどのお勧めをしております。

 

NTTドコモのキャンペーンの一例

  • はじめてスマホプラン
  • U15はじめてスマホプラン(15歳以下が対象です)
  • 機種購入割引
  • オンラインショップおトク割(Webサイトでの手続きが必要です)
  • 5G WELCOME割
  • 端末購入割引

NTTドコモのショップでも契約・購入・機種変更は可能です。

私のおすすめとしては、家電量販店でのキャンペーンをおすすめしています。

高額なスマホを購入する場合は、審査が厳しくなる場合がありますが、通信事業者への未払い・滞納、スマホ本体の支払いの未払い・滞納がなければ、問題なく審査は通ります。クレジット払いで購入・契約の際はクレジット会社の与信審査があります。

 

あとは3G通信のガラケーから「MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)」を使って、他社回線に転出すると割引などを受けられる場合があります。

 

また、3G通信廃止まで使い続けるのも、ひとつの手段です。

おそらくですが、3G通信廃止日が近づいてきますと、ガラケー本体からの「ガラホスマホの割引提供」もしくは「廉価版スマホへの無料交換」が期待できるからです。可能性の話しですが。

 

残りの手段として、3GガラケーのSIMを4Gまたは5G対応のSIMに交換してもらって、SIMの契約だけ残して「中古スマホ」を購入する、なんて方法もあります。

 

現在、4G・5G通信を中心とする「中古スマホ」の在庫は「飽和状態」です。

売店によりますが、昨年末販売開始のandroidスマホで新古品(開封しただけで本体は未使用)は1万円程度から。iPhoneはSE(第3世代・新古品未使用)128GBで6.6万円からです。

最新機種にこだわらない人にはお勧めの買い方です。

ただし、ご自分でスマホを選べる代わりに、ご自分で設定するのが原則です。

中古品販売店での設定は「オプションサービス」になっている場合がありますので、御注意ください。

 

う~ん。。。話しがズレてしまいました。

ということで、今日はこの辺で。苦笑

 

【訂正】総務省の情報が最新版ではありませんでしたので、「最新版」の文言は削除させて頂きました。