だんだん、「自認」の意識が高くなってくると、私が居る場所が「どこ?」とか色々と知りたくなりました。そこで精神疾患専門病院に入院していることを知りました。
あまり意識はしてなかったのですが。
私の持ち物は、ほとんど新品でした。
私が買い揃えた記憶はありません。
開放病棟に移ったあとの診察は毎週1回だったような気がします。
ゆっくりとした口調で、毎回質問攻めだったような。苦笑
だんだん寒くなって、必要な衣類を注文できるようになりました。
何を注文したかは・・・ジャージの上下だったかな。苦笑
いつも寝起きしている場所は「病院」。
注文すれば、おやつ・ジュース・衣類は手に入りました。
が、その時に病室にテレビはありませんでした。
カレンダーもなかった。
診察室にはカレンダーがあったので。
あのぉ、今、何月ですか?
と医師に訊いたら、
「11月です。」
との答え。
夏までは記憶がある。
でも、それは、その年の夏?
去年の夏?
もっと前の夏?
いろいろと「?」な感じでしたが、訊けませんでした。。
【つづく】