時のすぎゆくままに

俗称:障がい者夫婦。上手くやれるわけないと否定された世の中を、なんとか、かんとか生きています。

紙とデジタルの棲み分け

おはようございます。

 

なんか、いまいちな国や企業が推し進めるDX戦略。

(DX=デジタルトランスインフォメーション)

その代表的な例がマイナンバーカード。

 

1枚のカードで様々な行政サービスを受けられる。

紙の書類は必要最低限でよい。

ハンコ要りません。

 

簡単に言えば、行政サービスの『省力化』です。

が、『無人化』までは遠い道のり・・・

 

最終的には『ペーパーレス』と行きたいところなのですが・・・

今回の統一地方選挙

投票入場整理券は『紙』です。

また、投票入場整理券を確認するのは『人』です。

 

最近は銀行のATMでも『紙』の残高証明が出ないATMが増えてきました。

『通帳レス』を預金者に提案してくる銀行も増えてきました。

 

『省力化』『ペーパーレス』『無人化』。

この3つの共通点。

『人の手間(とくに確認作業を減らすこと)を省く』。

 

なんですが・・・『人がやらなきゃ誰がやる?』って話し。

パソコンです。コンピュータです。スマホです。タブレットです。

つまり法律上の『電子計算機(この表現自体が古い。苦笑)』。

 

電子計算機ですから、電気・電池がないと動かない。

これは、ソフトウェア・ハードウェアの共通事項です。

↑↑↑↑↑

ここ、忘れてないですか?苦笑

 

東日本大震災の時。被災地の銀行は停電で銀行のATMが使えなくなったり、

預金の引き出しが出来なくなりました。

銀行の窓口で預金者が身分証や通帳を提示して、お金が降ろせたなんて話し。

ありましたよね。

 

なので、妻も私も通帳を未だに持ち続けています。

 

デジタル。確かに便利です。便利ですが欠点もあります。

電気が無ければ動かない。それがデジタルです。

銀行の勘定システム、ATMを稼働・管理するのもコンピュータです。

しかし、その動力は『電気』。

そして、そのコンピュータの稼働・管理を確認するのは『人』。

 

ハンコの省力化は良しとして・・・紙は紙。デジタルはデジタル。

それでよろしい、と私は思うのですが。

 

※人間が作ったものに100%の安全保証はありません。

 

追記

未だ銀行の勘定システムはおろか、行内の人事さえ統一出来てない銀行さん。

そろそろ、システムベンダーの1本化を図りましょう。