お金だけではない。
人にも、ものにも、時間にも。
価値がある。
私は青年期に色んな辞書や歴史書籍を引いた。
歴史といっても『現代社会』だけだ。
図書館に行けば様々な蔵書があり、古びた書架倉庫の中から『この書籍を読んでみたい』と申し出て、小声で『あまり乱雑な扱いはしないでくださいね』と注意を促されたこともあった。
今の若い方々は、すぐにインターネットで調べ、記録がないと『すぐに怒ってしまう』風潮的なものがある。
インターネットに記されたものが『全て』ではない。
中には埃をかぶり、申し訳なさそうに存在感を示す書籍の中に、記されたものもある。
そこには本当の記録と本当の価値がある。
デジタル書籍化されたものも多い。
しかし、それだけが全てではない。
ブログの価値も時代の流れとともに見直されるだろう。
デジタル書籍も紙の書籍も、『文字を読み知る』ことに変わりないのだから。