「大変気分が悪い」馳浩知事が不快感 「復興に無駄な支出避けたい」財務省に
能登半島地震の復興について、財務省は9日の会合で無駄な財政支出は避けたいという方針を示しました。これに対し石川県の馳浩知事は11日、「冷や水をかけられた」と述べ、不快感をあらわにしました。
能登半島地震の被災地の復興をめぐって財務省は、9日開かれた財政制度等審議会の分科会で、将来の人口減少や維持管理コストも念頭に置いた検討が必要だと訴え、無駄な財政支出は避けたいという立場を明確にしています。 11日の県庁での記者会見で、馳知事は財務省の姿勢に対し苦言を呈しました。 馳浩知事「ああいうニュースが出てくると最初から上から目線でモノを言われている気がして、大変気分が悪い」
※2024/4/11 北陸放送Web版 より
ということで、おはようございます。
上の記事を見て、みなさんはどう思われたでしょうか。
被災地の復興に「無駄な財政支出は避けたい」。
これ、今、言うべきこと?
政府としては「被災者支援や被災地の復興に全力で取り組む」じゃなかったの?
確かに、東日本大震災や地震・風水害で被災した地域は、「被災前の人口には戻らない」という過去のデータがあります。
ただ。
能登は復興が始まったばかりです。
ライフラインや道路・鉄道なども一部を除いて、完全復旧ではありません。
この
被災地の復興に「無駄な財政支出は避けたい」。
発言の真意を探ればですが
「被災地が復興する頃には人口が減って、高齢化や過疎化が進むから復興費用は最低限でいい」
そういうことです。。
被災者の皆さんには非常に失礼なことじゃないですか?
被災前の状態を10割として、7割くらいまで復興して、そこでこういうお話しが出てくるなら、まだ判る。
財務省の大臣でも職員でもいいけどさ。
被災地の復興に「無駄な財政支出は避けたい」とか言う前に
被災現場、見に行ったかい?
財務省だから管轄外とか、そんな問題じゃねーと思うんだけどな。