時のすぎゆくままに

俗称:障がい者夫婦。上手くやれるわけないと否定された世の中を、なんとか、かんとか生きています。

寝付けず

さっき寝たはずだった。2/27 21:00前には。

 

しかし、どうも息苦しい。

起きたら23:42と微妙な時間。

 

起きがけの夢の切れ端。

 

私は嵐の山の中にいた。

学生時代に登った、あの山。

霧の闇に包まれた強風吹きすさぶ崖の上で

着ている雨合羽の前ボタンを全部外し、自らを『帆』とみなして立ち続ける。

 

学生時代は『鳥』になれた。

というか、ならされた。

 

『一人ずつ立て!時間は3分だ!』

 

谷底から吹き上げる強風を雨合羽の中で受けて、時間が過ぎるのを待つ。

霧が舞う白闇で怒鳴り声を浴び続けながら、鳥になる。

 

『なにやってんだ!上手く風受けないと死ぬぞ!』

 

バランスを少しでも保とうと、つま先をねじりながら登山靴で地面に穴を掘る。

 

足首まで埋まってしまえば、風に飛ばされることはない。

 

幸い、仲間に脱落者はいなかった。

 

が、後日、これが学校のPTAで大問題になった。

 

災害が見込まれる山に子供を登らせるのは何事か、と。

 

学校側は『訓練の一環』と主張したが、結果、数人が暫く学校に来なくなった。

 

 

 

『死にたいのか!』

 

で、目が覚めた。多分、鬼軍曹(隊長)の声。苦笑

 

今頃思い出すのか・・・と思いながらテーブルの上の紙巻の箱は空だった。

コンビニに走ったのは言うまでもない。苦笑

コンビニまでの道のりは静かだった。

が、なぜか路面に砂が撒いてあった。

1か所だけ。

 

なんか不気味さを感じた2/28未明を、ここに記す。