時の満ち引くままに

俗称:障がい者夫婦。上手くやれるわけないと否定された世の中を、なんとか、かんとか生きています。

自信

今週から来週にかけて大寒波の襲来だとか。

 

そんな中で今日も朝を迎え、大量の潰した箱の束を抱えて集積場所へ。

 

冷えは陽が昇ってもおさまらず。

そんな中で寝起きの妻が。

 

『ごみ出しちゃったの?』と。

 

『なんで起こしてくれなかったのぉ?』と。

 

安らぎの時間、お邪魔しちゃ悪いじゃないですか。笑

 

なので、起こさなかったんだよ。笑

 

 

 

午後は、街の外の外の外へ。距離にして40km程度・・かな。

とあることがきっかけで、知り合った青年期を控えた人のもとへ。

彼と初めて会ったのは、昨年の秋口。

彼は小さな部品をたくさん抱えていた。

それを私が譲って頂いたのですが。

 

その時の彼は、何かを急いでいるようで、人目を避けているようでした。

 

しかし、今日の彼は違いました。

 

時間が彼を変えたのか。

背筋はまっすぐとしていて、人目を避ける様子もなく。

今度は私が部品を譲り、彼が受け取り。

 

うまくやってる?

 

と訊くと

 

『はい。大丈夫です。』

 

待ち合わせは彼が通う学校の前でした。

その学校には『学校名』がどのフェンスや門にも記載があらず。

 

私は瞬間にわかりました。

 

しかし、彼の背筋のまっすぐさ。

 

物価高のニュースが流れるこの世の中の『情報端末』を再生し、

大人たちへ『分け与えている』ひとりが彼。

 

もっと誇っていいんだ。君の技術がこの国の生活を支えている。