時の満ち引くままに

俗称:障がい者夫婦。上手くやれるわけないと否定された世の中を、なんとか、かんとか生きています。

短編成・半室合造車で効率的に==国鉄型485系特急電車

こんにちは。

 

久しぶりの鉄道模型ネタです。

うへぇ・・・前の鉄道模型ネタから、2か月も経ってるのか。。

上の記事は「新車」の話しでしたが

「JRになったから、電車は全部、新車でーす!」

と、そんなわけはなく・・・

 

国鉄485系特急電車。

元々は国鉄色でしたが、九州ではJR化後に真っ赤な塗色になりました。

客室の壁板は国鉄時代のままだったり、そのくせ、座席のモケット(布地)は黒とか、陳腐な組み合わせが多かった印象があります。

デザイナー、水戸岡氏のJRに関わった最初の作品。

 

「いかに(経費を)安くして、高級感を出すか。」

このテーマに相応しいかも知れません。苦笑

 

国鉄時代は特急列車と言えば「7~12両ぐらい、食堂車付き」でしたが

空席が目立ったため「乗客じゃなくて、空気運んでまーす。」みたいな。苦笑

地方の特急列車って、年末年始・お盆・GWや行楽シーズンしか混まないんですよ。

それで、当時、乗車率の高かった高速バスに対抗して、

短編成で運行間隔を短くして「乗りやすく」したつもりでした。

クハ481⇒(改造)⇒クロハ481

 

先頭部寄りの半室はグリーン室(乗務員扉の横にグリーン車マークがあります)

(残り半分は普通室。客用乗降扉の横には、グリーン車のマークなし)

が。

特急料金は国鉄時代のまま。

特急車両を「エアポートライナー」とか「おはようライナー」にして

料金区分に「ライナー券(1乗車¥300)」を取り入れたりするんですが

JRの施策は、首都圏以外で殆ど裏目に出たんですね。

 

で、この「RED EXPRESS」の赤塗装ですが

JR九州では他に

「KAMOME EXPRSS」

「MIDORI EXPRESS」

がありました。

 

緑一色の

「KIRISHIMA EXPRESS」

もある、あった、とか。

 

485系特急電車。

交直両用電車ですので、九州から関門トンネルを抜けて、下関に行ってたことも。。。

しかし、下関から東側はJR西日本の管轄でしたから、

交流・直流の両方の区間が走れるのに、性能を生かせなかった。

※実際の「交流・直流の切替区間」(デッドセクション)は門司駅構内です。

 

結局、搭載していた直流用電装品を撤去するんですが、型式は「485系」のまま。苦笑

実質、「交流専用電車」になったので、型式の百(ひゃく)の位が「7、8」のはずでしたが・・・どうでも良かったんですかね?苦笑

 

【余談】

JR化後は、周遊券の廃止やローカル線の減便・廃止など「乗る愉しみ」が減りました。

ワンデー・パスがあるなら、周遊券も復活して欲しいなあ。。

と思うのは、私だけですか?苦笑