青年期。
海外から迎えた『技能実習生』に日本語を教えていた時。
いろいろと疑問が沸き起こった。
つくらせる=つくってもらう。
食べれる=食べられる(食べることができる)
ここまでは良かった。
ひとりの青年から声があがった。
『あのぉ・・・今の日本人は途中の音(かな)を省略するのが流行りなんですかぁ?』と。
言われてみればそうだった。
食べれる?食べ(ら)れる
つくれる?つく(ら)れる
これる?こ(ら)れる
みれる?み(ら)れる
当時、日本語学校では『ら抜きことば』を教えてもらえなかった、とのこと。
海外の方々のほうが『中間の音・読み・プロセス(途中過程)』を大事にしている。
ことばって大事だ。
※自らの言い訳の多さを反省した次第でした。