時のすぎゆくままに

俗称:障がい者夫婦。上手くやれるわけないと否定された世の中を、なんとか、かんとか生きています。

冬将軍到来

おはようございます。

 

只今、外気温1℃。

台所の室温8℃

 

山道は凍結なんだろうなあ。

霜降り程度なら、まだ良いほうで。

 

いつも思い出されるのは、何年前だったかな。。。

12月頃だったと思います。

急遽、山梨県河口湖町へ。

河口湖町へ午前7時必着。

 

コースは我が家→厚木→愛川→津久井→道志→平野→山中湖→河口湖町

 

津久井までは順調でした。しかし、この先は闇でした。

 

民家がない。対向車がない。山中湖近くまで行かないとコンビニすらない。

 

あるのは、うっすら輝く道路掲示板と、田んぼの中の野生シカの群れ。

 

道路は最悪でセンターラインがなく、崖を沿う区間にはガードレールがない。

 

電光掲示板の灯りは氷点下を示していた。

 

途中からは『山梨県』の文字が入った、塩カル散布車のあとを追った。

 

まだ氷点下の山道は続く。こういう時に限って、トイレに行きたくなる。

温かい缶コーヒーを探したくなる。

 

灯りがあったと思えば、電信柱の街灯。1つ、2つ・・・また暗闇。

 

『この先、山中湖』の看板が見えたあたりで、コンビニ発見。

 

コンビニには店員さん1人。

 

あの、この辺にネットカフェとかあります?

『吉田(富士吉田)まで行けばある・・・かねぇ』

 

コンビニで温かい缶コーヒーを飲み干して、富士吉田市

到着したのは午前4時前。

 

あと3時間が耐えきれなかった。

とにかく寒い。冷える。

 

スマホでネット検索すれば、廃業したホテルの名ばかり。

数軒、問い合わせて、見つかったのはビジネスホテル。

 

『朝だし、短時間なら2000円でいいですよ』

 

ビジネスホテルに向かったはずが、道間違いで辿り着いたのは『富士急ハイランド』。

GPSが故障していたのだ。

スマホは温度差や結露に弱いです。

 

なんとかビジネスホテルに辿り着き、真っ先にエアコンを最強にしシャワーを浴びた。

脚の太ももから下は感覚がなく、戻すのに時間が掛かった。

約束の30分前まで、ベッドで横になった。

 

空が白くなったころ、ビジネスホテルから出庫しようとした。

 

エンジンが掛からない。

ホテルのフロントでお湯を受け取り、エンジンにぶっかけた。

※真似しないでください。

 

約束通り、午前7時着。

 

用を済ませて、帰りは国道を選んだ。

 

我が家に着いたのは、昼過ぎだった。