時のすぎゆくままに

俗称:障がい者夫婦。上手くやれるわけないと否定された世の中を、なんとか、かんとか生きています。

郵便配達-その2(実務編)



※ここに至るまでに前記の(研修編)⑦までの要領を満たす必要がある。なお、配達完了が見込めない、またはアルバイト要員の能力が配達区域に対して不適当な場合は、配達区域の縮小があった。

 

郵便配達-その2(実務編)

①実務1日目

 研修編3日目の『普通郵便物(封書・はがき)』に『速達・小包・書留類』が加わる。スケジューリングは(研修編)⑦に同じ。但し、配達物に『速達・小包・書留類』が加わるため、『不在通知票・印鑑・書留カバン』の所持が追加となる。また、配達先不在で持ち帰った速達・小包・書留類』は『不在通知票投函済み』の印『〇ツ』を押し、指定保管場所へ保管する。

②実務2日目

 実務1日目で持ち帰った速達・小包・書留類』の再配達の確認。

 不在配達先から連絡があれば、必要に応じて指定配達日まで集配局にて保管。

 不在配達先から指定配達日等の連絡が無い場合は、再度持ち出し配達。

 あとは、実務1日目と同じ内容である。

③郵便物の元旦配達への配慮と準備

 平常日と比べて、郵便物の元旦配達は膨大なもの(平常日の3倍~4倍)になる。

 よって、集配員(当時の郵便外務員資格所持者)より、『特別中継地点』の連絡がアルバイト要員へ示される(原則1区域あたり1か所)。

 特別中継地点は『元旦および正月3が日に営業する商店』『タクシーの営業所(または有人の車庫)』が多かった。

※配達区域と集配局が近い場合は、『特別中継地点』の設定はない。

 また、配達先によっては正月3が日から一週間程度、300~500枚程度の年賀状やその他郵便物が届く家も多数あったため、輪ゴム・紙紐の予備所持のアドバイスがあった。

※シャッターや玄関ドア・サッシに小さな郵便受け口が付いている家屋もあるため、その場合は50枚~100枚程度に小分けして投函する必要があるため、輪ゴム・紙紐の予備所持を必要とする。

 

ここまでは、『配達』という主観でお伝えしたが、まだその裏舞台がある。

 

郵便配達-その3(裏舞台編)へ続く。