時のすぎゆくままに

俗称:障がい者夫婦。上手くやれるわけないと否定された世の中を、なんとか、かんとか生きています。

2022/11/24記 『直立不動30秒の長さ』の後日談

こんにちは。

時間ができたので、書いておこうかと思います。

2022/11/24に私が書いたブログ『直立不動30秒の長さ』には後日談があります。

まあ、後日談というか、余談ですね。

 

2022/11/24記 『直立不動30秒の長さ』

colors1971.hatenablog.com

 

本文掲載の通り、これは私が『集団行動』のひとつとして高校入学時に習ったものです。

 

正確に言えば、習得期間は『入学時(当時の4月)からゴールデンウィーク末日(当時の5月5日)』まででした。ですから習得期間は『約1ヶ月』です。

 

これは我が卒業校での代々の『習わし』であり、卒業生は皆これを身に着け現在という時間を過ごしております。

 

15、16歳で『集団行動』を身に着けるわけですから、今の多くの人(大人・若い人を問わず)には考えられない・想像できないと思います。

 

集団行動は、この『直立不動』だけではありません。

隊列の形を変えながら、移動し続けることもありました。『隊列変動』です。

基本隊列は『5列x8人』です。ここから『4列x10人』に歩きながら、隊列の形を変えます。

歩く時間は皆同じでありながら、隊列の形を変える。

もちろん、隊列の形を移動しながら変えていくわけですから、隣の人と接触することは多々ありました。しかし、これは『当たり前』の話しでは許されないのです。

誰かが隣の人と接触すれば『やり直し』です。

 

そして『5列x8人』から『4列x10人』の隊列変動ができてるようになると、『2列x20人』、『1列x40人』、そして、この『1列x40人』でグランドの真ん中に『正円』を描いて、初めて我が卒業校の入校生として認められることになります。

 

順序としては

そして、しなやかに歩きながら

さらに

そして、最後は『直線隊列1列x40人』でグランドの真ん中に『正円』を描いて終わり。

 

一番の課題は『隊列の中の自身の位置』を常に意識しておくこと。だったと思います。

 

隊列の中の自身の位置によって、隊列の形を変える際に『移動する距離』はかなり変わります。短距離で移動する人も、長い距離を移動する人も、与えられた時間は『同じ』。

この『時間』という認識が1人でも違えば、変動中の隊列はバラバラになります。

 

これを習ってる間は結構・・・例えようのない『苦しさ』というんですかね(苦笑)。

今となっては、これが私の生活に生きているし、実践しています。

 

青春時代の『いい思い出』です。