時のすぎゆくままに

俗称:障がい者夫婦。上手くやれるわけないと否定された世の中を、なんとか、かんとか生きています。

誰にだって墓場まで持っていかなきゃいけない思いがある

こんばんは。

今日も冷えますね。

天気予報の最高気温予想も不当たり(苦笑)。

 

そりゃ、そうですよ。

地上で秒速1メートル、風向が5度変わっただけで上空の雲の流れは大幅に変わります。

 

で、先月のお話しになります。

とある機会に、20代後半の青年と話しをすることがありまして。

彼が言うには、

 

『僕、農業やりたいんですよ。』

うん。いいんじゃないか。

『ただ、2年間ブランクがあって・・・その期間、正社員じゃないんです。』

うん。それで。

『あと、普通科しか高校出てないんですね。』

 

この時、私より世代が上の男性陣は皆、黙った。

 

この沈黙はなんだったのか。未だに不思議だ。

 

私は、その話しを持ち帰り、検討して知人に『彼に伝えてくれ』とメールを送った。

 

いいかな。

誰にだって、一つや二つ、誰にも知られたくないことはある。

『何かをやりたい』という思いは大事だ。

そして、それを『形にする』のは、もっと大変だ。

だが、これだけは忘れないで欲しい。

 

君に対して、誰かが後ろ指をさすようなことがあったとしても。

 

まっすぐに大地の真ん中に立って。堂々と笑っていてください。

 

君が目的を達成した時に、後ろ指をさした誰かが、君に助けを求めてくる。

 

その時に、その誰かに『手を差し伸べること』。

 

 

人間関係が希薄になりつつある現在。

コロナウィルスという『得体の知れないもの』に振り回されて、約3年。

上辺だけの時代も社会も大きく変わった。

 

しかし、『人間』という存在は変わってない。

歴史も文化も産業も経済も暮らしも・・・人がいないと成立しない。

 

私は、今迷っている人々に言いたい。

 

堂々と大地の真ん中に立っていれば、これほどの安定はない。

 

走り続けて疲れたら休めばいい。休んで、一息ついたら、また走ればいい。

 

それは・・・あなたが決めることです。