時のすぎゆくままに

俗称:障がい者夫婦。上手くやれるわけないと否定された世の中を、なんとか、かんとか生きています。

お困りごと対応

今朝、午前中のこと。

我が家の大家さんと会った。

大家さん宅前で。

 

『〇〇〇〇さん、電気に詳しいって前聞いたんですが、、、』

あ、はい。そうですが。

『あのね、困ってるのね、、、』

あ、はい。。。

 

そう言って大家さんは家の中へ。

 

2分後くらい・・・

大家さんは、重そうに『パネルヒーター』を抱えて出てきた。

 

『これね、前に買ったんだけど、全然暖かくならないのよ、、、』

あ、いいですよ。お預かりします。

ただ、これから用があるので、そのあとでもいいですか?

『あら、直せるの?』

できますよ。

『じゃ、お願いしていいかしら。』

大丈夫ですよ。用が済んだらお声がけしますね。

 

用を済ませて大家さん宅へ。

大家さんは庭掃除をしていた。

 

大家さん、ヒーターをお預かりに来ました。

『大丈夫かしらねぇ。もう使えないのかしら。』

大丈夫ですよ。

 

大家さんからパネルヒーターを預かって、自宅へ。

部屋で分解開始っ!

 

MADE IN JAPAN って書いてあるけど、ナニコレ?(苦笑)

いやぁ、ネジ多すぎでしょ(苦笑)

そして、ネジを外し、各部品の導通を調べ。。。コネクタを外しかけた、その時。

 

これだなぁっ!

 

コネクタ数本が半刺しだったのだ。

2010年製。

この頃、一般的な家電製品の重要なコネクタは、マーキングがしてあったはず。

しかし、マーキングが一ケ所もない。

極性(+・-)がある場合、ツメ付きコネクタ以外はマジックで印を付けていたのだ。

 

そして、全コネクタを外し、埃をふき取り、再度組み立て。

 

出来たぁっ!

 

電源を入れてみる。

そして時間をおいて、『弱』『中』『強』の順で試運転。

背面ラベルに『転倒通電防止付き』と表記があったので倒してみる。

 

うむ。ちゃんと機能しておる。

 

こうして、大家さん愛用のパネルヒーターは復活されたのであった。

 

長年の愛用品は、壊れたら困る人も今は多い。特に高齢者の方々には『宝』である。

だが、家電量販店に修理に持っていけば、新しいものを買うように勧められることも。

 

やはり、町の電気屋さんは必要ですね。